リュクスボヌール（2010年生、母エターナルハピネス）

リュクスボヌール（2010年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名（贅沢（仏））＋幸福（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時7歳）と交配したエターナルハピネスが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の一般C28(牝)。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

11月4日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた2戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝2000m 雨/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

3歳（2013年）

3月17日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

4月29日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田純次騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

8月3日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では脚が残っておらず17着に終わった。

9月10日、中4週で馬体重を前走からさらに23kg増やして迎えた6戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた8戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B1-4（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

11月19日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C32（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず3着に終わった。

12月9日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた12戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサイキョウゴールドに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月27日、中2週で迎えた13戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

4歳（2014年）

1月7日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るデルマオシラサマを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の一般C26（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したカクテルフォンテンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月24日、中1週で迎えた17戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。