サチエスパート（1990年生、母ミヤシロスカレー）

サチエスパート（1990年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のサチエノヒリユウ（当時12歳）と交配したミヤシロスカレーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井昭二。戦績は、地方14戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は1993年の兼六賞(B1)。

経歴

デビュー前

今井光三厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1992年）

9月7日、デビュー戦は井樋一也騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は475kg。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイトウザイからクビ差の2着となった。

9月21日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井樋一也騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマイティヘリオスに約15馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1993年）

4月5日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラセンジュに3馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

4月18日、中1週で迎えた4戦目は、サードニックス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた5戦目は、宮本一美騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトフィールドに3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

5月16日、中1週で迎えた6戦目は、あやめ賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山下誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた7戦目は、サードニックス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮本一美騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上C2-2（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は山下誠騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のローヤルパワーに3馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

6月28日、中1週で迎えた9戦目は、ガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツラギパワーから1馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、宝達賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンショウブに3馬身の差をつけて優勝

8月8日、中3週で迎えた11戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、スタージョッキー（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリンダービーから1馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は山下誠騎手（6戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったクレバートウザイから半馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中1週で迎えた13戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月3日、中3週で迎えた14戦目は、兼六賞（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジヨシガバナーをアタマ差制して優勝