デルタシチー（1992年生、母スターリイスー）

Delta City

1992.05.24

デルタシチー（1992年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプラウドデボネア（当時10歳）と交配したスターリイスーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は石郷岡 雅樹。戦績は、中央平地14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

3月4日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

3月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカミナリボーイを上がり3位タイの末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

4月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（東京芝1800m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた5戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。17頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた6戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

10月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったプラウドシチーにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るセーガルスキーをアタマ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

11月12日、中1週で迎えた9戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4歳（1996年）

6月29日、約7か月の休み明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた12戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

7月20日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた14戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。