ダノンエース（1998年生、母ナカミシュンラン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、王蔵牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、ブルアンドベアによって682.5万円で落札された。2歳のとき、マギーファームから「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、野田順弘によって1,785万円で落札された。

田島良保厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

11月26日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

3歳（2001年）

1月8日、中2週で迎えた3戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

2月3日、中3週で迎えた4戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

6月5日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の揖斐川賞（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のあやめ賞（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた8戦目は、田中亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、最後はアンサンブルシチーと並んで6着同着となった。

7月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中亮騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

9月1日、中4週で迎えた10戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。