タケイチサイレンズ（2005年生、母トップアイレン）

タケイチサイレンズ（2005年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時8歳）と交配したトップアイレンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）グラストレーニングセンター。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C11。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グラストレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

8月12日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

9月16日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

10月20日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したウインアトラスを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

4歳（2009年）

5月6日、約18か月の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた5戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた6戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキスリングバーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。