レッツゴーローズ（2020年生、母ピエノフィオレ）

レッツゴーローズ（2020年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「行け、ローズ(美しさの象徴)。ローズの応援を込めて」。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時17歳）と交配したピエノフィオレが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は宮内牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宮内牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、水谷光大郎によって726万円で落札された。

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

8月20日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

3歳（2023年）

2月26日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、抜け出したグァルジャーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のヤマニンブルトンヌに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月16日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田口貫太騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイショウオーロラを差し切れず、1馬身差の2着となった。

デビュー前

1歳のとき、宮内牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、水谷光大郎によって726万円で落札された。

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

6月25日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての5番ゲートからスタート。競走除外となった。

10月21日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田口貫太騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で田口貫太騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のゴーフォマームードに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2024年）

2月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田口貫太騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

3月7日、中3週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の兵庫馬事畜産特別（姫路ダート1800m 晴/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したマヤローザを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

4月4日、中3週で迎えた10戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定Jpn3の兵庫女王盃（園田ダート1870m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。