ハクサンフラッシュ（2021年生、母アクロスザシャイン）

ハクサンフラッシュ（2021年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+輝く。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のハクサンムーン（当時12歳）と交配したアクロスザシャインが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

1月14日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、牝馬限定3歳戦のメイクデビュー中山（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は408kg。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

3月10日、中7週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

4月27日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

5月31日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

6月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のピナーカに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

8月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で友森翔太郎騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったオータムルーチェに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で友森翔太郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたマコトヴィエルジ決め手に屈してクビ差の2着となった。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で友森翔太郎騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた12戦目は、しずおか菊花特別（名古屋ダート920m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で友森翔太郎騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったミカノヴェニュスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で友森翔太郎騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた14戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で友森翔太郎騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で友森翔太郎騎手（11戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、レイヌドサーブルに交わされて3馬身差の2着となった。

12月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で友森翔太郎騎手（12戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で友森翔太郎騎手（13戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

4歳（2025年）

1月3日、中0週で迎えた18戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で友森翔太郎騎手（14戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

1月31日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた19戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で友森翔太郎騎手（15戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

2月14日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で友森翔太郎騎手（16戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般B9（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で友森翔太郎騎手（17戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

3月26日、中3週で迎えた22戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4月11日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた23戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、阿寺の七滝特別（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサクラギに1馬身の差をつけて制した。

4月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般B5（名古屋ダート920m 曇/不良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（18戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般B9（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（19戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般B7（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（20戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた27戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、こと座特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた28戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた29戦目は、アルフェッカ特別（名古屋ダート920m 曇/不良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（21戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた30戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（22戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ホウオウエニシにクビ差交わされて2着となった。

9月4日、中1週で迎えた31戦目は、JBC2025船橋・門別まであと60日（名古屋ダート920m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（23戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、ハスノミに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた32戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド名古屋第1戦（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のスカイダンスタイムをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

9月30日、中1週で迎えた33戦目は、待宵特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（24戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

11月7日、中4週で迎えた34戦目は、立冬特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（25戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた35戦目は、夕霧特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（26戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。