リードマジック（1989年生、母ミネノタイセイ）

リードマジック（1989年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のサクラシンボリ（当時10歳）と交配したミネノタイセイが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着2回、地方12戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

古賀一隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

1月11日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ゴッドマウンテンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

1月25日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、マイネルトゥルースに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

2月8日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた4戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り小雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のエンシュードラゴンを半馬身振り切って初白星を挙げた。

5月9日、中2週で迎えた8戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこけもも賞（新潟芝2200m 外回り曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。

5月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳500万下のガーベラ賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（4戦1勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

7月18日、中7週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（7戦1勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

5歳（1994年）

2月5日、約17か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた13戦目は、玉井智光騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

2月19日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉井智光騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた16戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

6月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた19戦目は、菊池義昭騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた20戦目は、一般B2 B3-2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊池義昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2 B3-3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊池義昭騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2 B3-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊池義昭騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた23戦目は、舞木強騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1995年）

1月3日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1 C2-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で舞木強騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた25戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1-6（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菊池義昭騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1 C2-6（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったパールタフガイから1馬身半差の2着となった。

2月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3 C1-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。