ゼンダンスバシリ（2022年生、母ローズデュルワ）

ゼンダンスバシリ（2022年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+素早くスタートして良い走りをするよう祈念して」。毛色は鹿毛。種牡馬のフィエールマン（当時7歳）と交配したローズデュルワが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は株式会社アフリートファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

河嶋宏樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

7月20日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1400m 小雨/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

11月10日、中9週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた5戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

3歳（2025年）

2月8日、中9週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雪/稍重）に出走。鞍上は酒井学騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月19日、中9週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

6月3日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったブラックラリアに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で細川智史騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップラズベリー賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で細川智史騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で細川智史騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた14戦目は、高橋愛叶騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋愛叶騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のデイジーフラッシュを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋愛叶騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月18日、中2週で迎えた17戦目は、山南町草部スプリント（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋愛叶騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋愛叶騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。