ナムラモナ（2021年生、母ナムラムラサキ）

ナムラモナ（2021年2月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+女性名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のイスラボニータ（当時10歳）と交配したナムラムラサキが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はナカノファーム。主な勝ち鞍は2024年の夢に向かって進め!やすす杯金沢初観戦記念(一般C2十)。

経歴

デビュー前

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月28日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、5着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

3歳（2024年）

1月28日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

4月28日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい9着に終わった。

8月10日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月17日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、坂野さん長い間お疲れ様でした!記念（金沢ダート900m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた7戦目は、祝!結婚浩太・菜摘フォーエバー記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、Exercise the Right記念（金沢ダート900m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったナムラミックに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた9戦目は、城野慈尚騎手を鞍上に迎えて、夢に向かって進め!やすす杯金沢初観戦記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のロイドバローズに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月12日、中1週で迎えた10戦目は、すぎもち。イリアム2周年ありがとう記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アクスにクビ差交わされて2着に甘んじた。