ドクタークラウン（1996年生、母ティアラミス）

Dr Crown

1996.05.18

ドクタークラウン（1996年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時7歳）と交配したティアラミスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）丸沼 千明牧場。戦績は、中央平地4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

3月7日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた2戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての4番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のクィーンヘイローに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月16日、中6週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったツルマルイソノツルにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下のガーベラ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。競走中止となった。