アイノブラザー（1996年生、母アイノサチ）

Aino Brother

1996.04.07

アイノブラザー（1996年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時11歳）と交配したアイノサチが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は江谷 博徳。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害11戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の障害5歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

4月24日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

7月18日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

8月1日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた6戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

10月30日、中9週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月21日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で江田勇亮騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

12月25日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2000年）

1月6日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた12戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイタクビクトリーに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月4日、中4週で迎えた13戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた14戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた15戦目は、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた16戦目は、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で浜野谷憲尚騎手（4戦1勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月24日、中5週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 雨）に出走。鞍上は6戦連続で浜野谷憲尚騎手（5戦1勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた18戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で浜野谷憲尚騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月2日、中4週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で浜野谷憲尚騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2001年）

1月6日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で浜野谷憲尚騎手（8戦1勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。