エスカレイト（2023年生、母Flying Tipat）

Escalate

2023.03.05

エスカレイト（2023年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「急上昇する」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時15歳）と交配したFlying Tipatが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はケイアイファーム。主な勝ち鞍は2025年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

小栗実厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2025年）

6月29日、デビュー戦は小林美駒騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るストームサンダーを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

7月20日、中2週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

8月23日、中4週で迎えた3戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた4戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。