リリーラブ(1996年生、母ホクセイファースト)

Lily Love

1996.04.07

リリーラブ(1996年4月7日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスリルシヨー(当時13歳)と交配したホクセイファーストが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は(有)北星村田牧場。戦績は、地方13戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の4歳。

経歴

デビュー前

上川薫厩舎(佐賀)へ入厩。

2歳(1998年)

7月5日、デビュー戦は新原健伸騎手を鞍上に据えて、3歳佐賀ダート900m 晴/良)に出走。馬体重は446kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月3日、中3週で迎えた2戦目は、3歳佐賀ダート900m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手(1戦0勝)。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイーデスローマンを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

8月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳佐賀ダート900m 雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手(2戦0勝)。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた4戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳佐賀ダート1300m 晴/良)に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

3歳(1999年)

4月24日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた5戦目は、4歳佐賀ダート1300m 曇/稍重)に出走。鞍上は新原健伸騎手(3戦0勝)。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳佐賀ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手(4戦0勝)。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサマニルーチに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月15日、連闘で迎えた7戦目は、4歳佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手(5戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

6月19日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、4歳佐賀ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手(6戦1勝)。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

7月4日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた9戦目は、4歳佐賀ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手(7戦1勝)。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモスジョオーに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月17日、中1週で迎えた10戦目は、4歳佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は6戦連続で新原健伸騎手(8戦2勝)。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マツノコチョウランに交わされて4馬身差の2着となった。

8月7日、中2週で迎えた11戦目は、4歳佐賀ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は7戦連続で新原健伸騎手(9戦2勝)。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた12戦目は、4歳佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で新原健伸騎手(10戦2勝)。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳佐賀ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は9戦連続で新原健伸騎手(11戦2勝)。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。