ロードドミニオン（2017年生、母サウンドオブハート）

ロードドミニオン（2017年3月16日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+支配権」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時9歳）と交配したサウンドオブハートが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はタイヘイ牧場。主な勝ち鞍は2020年の暮来月特別(一般C1二)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、タイヘイ牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ケイアイファームによって3,240万円で落札された。

ロードサラブレッドオーナーズにて総額4,320万円（8.64万×500口）で一口馬主が募集された。

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

9月29日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい16着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り小雨/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

3歳（2020年）

5月24日、約7か月の休み明けで迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた5戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

6月21日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡康太騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったケイアイメープルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤岡康太騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月2日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤデス特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

10月13日、中5週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、静内軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカグラハヤテを半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、キタサンミカヅキ賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

12月4日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、馬い!? 菊池水田ごぼうを食べよう（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジャックフォンテンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月21日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた14戦目は、暮来月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヴォルターウルフを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

4歳（2021年）

5月8日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月22日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

10月31日、約5か月半の休養明けで迎えた17戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったワキノクイーンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

5歳（2022年）

6月5日、約7か月の休養明けで迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

8月20日、中6週で迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（6戦0勝）。15頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川須栄彦騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（8戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

6歳（2023年）

3月19日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（9戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（10戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したエバニスタにクビ差届かず2着となった。

4月22日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川須栄彦騎手（11戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったルアルに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

5月20日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川須栄彦騎手（12戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。

7月23日、中8週で迎えた28戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川須栄彦騎手（13戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

9月10日、中6週で迎えた29戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川須栄彦騎手（14戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川須栄彦騎手（15戦0勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

11月11日、中6週で迎えた31戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で川須栄彦騎手（16戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

7歳（2024年）

1月13日、中8週で迎えた32戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で川須栄彦騎手（17戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

2月25日、中5週で迎えた33戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 小雨/不良）に出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサクハルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月23日、中3週で迎えた34戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

4月27日、中4週で迎えた35戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月30日、中8週で迎えた36戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

8月25日、中7週で迎えた37戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

10月13日、中6週で迎えた38戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（18戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月9日、中3週で迎えた39戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（19戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。