キクカグツトラツク（1986年生、母インタースターシャ）

キクカグツトラツク（1986年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のハワイアンイメージ（当時9歳）と交配したインタースターシャが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ダイヤモンドファーム。戦績は、地方12戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の一般B3四。

経歴

デビュー前

小筆昌厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1989年）

3月28日、デビュー戦は鈴木啓之騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は514kg。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレイクシヤトーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミコンドルに半馬身の差をつけて2勝目をマークした。

4月25日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクイーンエツフエルをクビ差制して負け無しの3連勝を決めた。

5月10日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリゲイルーに1馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

6月8日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦4勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。14着に敗れた。

9月16日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマンリーブリーズに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月27日、中1週で迎えた7戦目は、おおいぬ座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木啓之騎手（6戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた8戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木啓之騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のファストイクセルに1馬身の差をつけて6勝目をマークした。

11月15日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の戸塚記念（川崎ダート2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で鈴木啓之騎手（8戦6勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1991年）

5月15日、約18か月の休み明けで迎えた10戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木啓之騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスターホームズに1馬身半の差をつけて休み明け初戦を制した。

6月21日、中4週で迎えた11戦目は、一般B3五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木啓之騎手（10戦7勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズサランブラーからクビ差の2着に甘んじた。

7月19日、中3週で迎えた12戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で鈴木啓之騎手（11戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のセイダイアオイに半馬身の差をつけて8勝目を奪取した。