サーマル（2022年生、母シェーンフレール）

Thermal

2022.04.23

サーマル（2022年4月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「パラグライダーの上昇気流」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロジャーバローズ（当時6歳）と交配したシェーンフレールが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は惣田 英幸。

経歴

デビュー前

1歳のとき、惣田英幸から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月23日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は432kg。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

11月2日、中7週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

3歳（2025年）

9月1日、約8か月半の休み明けで迎えた6戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C1三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したエーデルムートを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月20日、中6週で迎えた7戦目は、一般C1五（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキープオントップを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月2日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1五（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた9戦目は、ペラルゴニウム賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1四（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。