ハニーアイリー（2022年生、母ファド）

ハニーアイリー（2022年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「いとしい人+幸せ、喜び、最高(パトワ語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のミッキーアイル（当時11歳）と交配したファドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はディアレストクラブ。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

7月20日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

9月14日、中7週で迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

10月19日、中4週で迎えた3戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のタガノサダフに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月16日、中3週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（東京芝1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

3歳（2025年）

3月29日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

5月24日、中7週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラスのはやぶさ賞（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（1戦1勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月24日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。最後は、勝ったラトルシェから1馬身差の2着に敗北した。