ヒュラース（2010年生、母ニンフェット）

Hylas

2010.03.31

ヒュラース（2010年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ギリシャ神話に登場する美少年の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時16歳）と交配したニンフェットが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

12月15日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったタブレットにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

3歳（2013年）

2月3日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったマウイノカオイにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

3月2日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

5月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイワユニティーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。