ファイトサバンナ（1986年生、母サバンナジヨウ）

ファイトサバンナ（1986年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時13歳）と交配したサバンナジヨウが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）渕瀬ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方4戦2勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳C2。

経歴

デビュー前

田中朋次郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

7月15日、デビュー戦は郷原洋行騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋行騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月7日、中7週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた4戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた5戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のドウカンアンサーをハナ差制して初勝利を挙げた。

4歳（1990年）

8月16日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた6戦目は、一般C4イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラガサイタに2馬身の差をつけて休養明け初戦を制した。

9月16日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後はオヒゲノトミーと並んで4着同着となった。