ウメノペガサス（1996年生、母ハマノサテン）

Umeno Pegasus

1996.05.10

ウメノペガサス（1996年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時16歳）と交配したハマノサテンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、地方16戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の一般C2七八。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 16戦3勝 [3-4-2-7/16]
• 総賞金 国内: 850万円
• 生年月日: 1996年5月10日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 西川栄二 大井
• 馬主: 横尾晴人
• 生産者: （有）大塚牧場
• 抹消情報: 地方：2001年6月8日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 3馬身

ベストレース

• レース名: 一般C3二三
• 日付/馬齢: 2001年1月15日/5歳
• コース: 大井ダート1600m 右 内
• 着順: 2着
• 人気: 8番人気
• 馬番/頭数: 10番/14頭
• 天候: 晴 4.5℃
• 馬場状態/馬場速度: 稍/遅
• レースラップ: 平均=12.8/ラスト=13.5
• レースペース: 稍スロー
• 通過順位: 3-3-3-2
• 馬体重 増減: 484kg -4
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 鈴木啓之 55.0kg

血統

概要

祖母のクラウンズエアは中央平地21戦0勝2着1回。曾祖母のエイトクラウンは中央平地27戦10勝2着4回。父のニホンピロウイナーは中央G1・3勝（京都芝[2勝],東京芝）。

近親馬

• • 半叔母: スノートリリオ 1988/JPN/アスワン
  スノートリリオ
• • 半従兄: エーピーランド 1993/JPN/リンドシェーバー
  エーピーランド
• • 半従兄: ダイワシェーバー 1995/JPN/リンドシェーバー
  ダイワシェーバー

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Pharos＝Fairway	7*7*7×6*7*7	5.46%
きM	Sweet Lavender＝Rose Red	6*7	2.34%
牡	Hyperion	5*6×7	5.46%
牡	Nearco	6*6*7×6	5.46%
牡	Blandford	6×7	2.34%
牡	Gainsborough	6*7×7*7	3.9%
牡	Son-in-Law	6*7×7*7	3.9%
牡	Swynford	7*7×7*7	3.12%
牡	The Tetrarch	7×7	1.56%
牡S	Rustom Pasha	5*6	4.68%
牡M	Fair Trial	5*6	4.68%
牡M	Colorado	7*7	1.56%
牡M	Hurry On	7*7	1.56%
牝	Plucky Liege	7×6	2.34%
牝	Lady Josephine	7×7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 ステイールハート 1972 （IRE）		Habitat 1966 （USA）	Sir Gaylord	Turn-to
				Somethingroyal
			Little Hut	Occupy
				Savage Beauty
		A. 1 1963 （GB）	Abernant	Owen Tudor
				Rustom Mahal
父 ニホンピロウイナー 1980 （JPN）			Asti Spumante	Dante
				Blanco
		チヤイナロツク 1953 （GB）	Rockefella	Hyperion
				Rockfel
父の母 ニホンピロエバート 1974 （JPN）			May Wong	Rustom Pasha
				Wezzan
		ライトフレーム 1959 （JPN）	ライジングフレーム	The Phoenix
				Admirable
			グリンライト	ダイオライト
				栄幟
母の父 サテインゴ 1970 （GB）		Petingo 1965 （GB）	Petition	Fair Trial
				Art Paper
			Alcazar	Alycidon
				Quarterdeck
		Saquebute 1961 （FR）	Klairon	Clarion
				Kalmia
母 ハマノサテン 1984 （JPN）			Synaldo	Tantieme
				Stratonice
		スカイマスター 1958 （IRE）	Golden Cloud	Gold Bridge
				Rainstorm
母の母 クラウンズエア 1977 （JPN）			Discipliner	Court Martial
				Edvina
		エイトクラウン 1962 （JPN）	ヒンドスタン	Bois Roussel
				Sonibai
			アルペンローザ	Chamossaire
				Stargrass

血統分類

• サイアーライン: サーゲイロード系
• ファミリーナンバー: 2-f

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2001/06/04 大井	ダ1700m 良 晴	風待月特別	イノセントニンフ 2.5	9 / 14	8枠 13番	鈴木啓之	55kg		9人	5-5-5-4	40.9 / 39.1	485	0
2001/05/20 大井	ダ1600m 良 晴	草笛特別	テッケンドリーム 0.9	5 / 13	6枠 9番	鈴木啓之	55kg		5人	5-5-5-7	40.1 / 37.6	485	-4
2001/05/08 大井	ダ1600m 不 雨	りょうけん座特別	エムジーバスター 2.2	6 / 10	4枠 4番	鈴木啓之	55kg		4人	3-4-4-2	41.7 / 37.4	489	+4
2001/04/16 大井	ダ1600m 良 晴	一般C2七八	(ロードシュタイン) -0.3	1 / 11	1枠 1番	鈴木啓之	55kg		3人	1-1-1-1	39.0 / 38.2	485	+5
2001/03/30 大井	ダ1400m 重 曇	一般C2十	スクラムエース 1.0	4 / 12	5枠 5番	鈴木啓之	55kg		4人	9-8-6	38.5 / 37.1	480	0
2001/02/28 大井	ダ1600m 良 曇	一般C3一	ハウスコンダクター 1.5	3 / 14	2枠 2番	的場文男	55kg		2人	6-7-6-6	39.7 / 38.4	480	-5
2001/01/31 大井	ダ1600m 稍 晴	一般C3一	ミスターゲンキクン 0.8	3 / 14	2枠 2番	鈴木啓之	55kg		1人	2-3-3-3	40.9 / 37.8	485	+1
2001/01/15 大井	ダ1600m 稍 晴	一般C3二三	ウチノワイフ 0.4	2 / 14	6枠 10番	鈴木啓之	55kg		8人	3-3-3-2	40.5 / 38.1	484	-4
2000/12/30 大井	ダ1600m 良 曇	一般C2三	グデア 2.2	11 / 14	8枠 13番	鈴木啓之	55kg		2人	4-4-4-4	42.4 / 37.9	488	-13
2000/11/19 大井	ダ1400m 稍 曇	一般C2四五	ドリームバロン 1.0	5 / 12	1枠 1番	鈴木啓之	55kg		3人	3-5-4	39.5 / 37.8	501	+16
2000/04/14 大井	ダ1400m 良 曇	一般C2七八	ライオット 1.2	2 / 12	4枠 4番	鈴木啓之	55kg		2人	2-2	39.5	485	+1
2000/03/24 大井	ダ1400m 重 曇	一般C2九十	ドンペリニ 0.3	2 / 12	8枠 12番	鈴木啓之	55kg		2人	1-2-2	41.2 / 37.6	484	-1
2000/02/29 大井	ダ1500m 良 晴	5歳	(マックスボーイ) -0.3	1 / 14	4枠 5番	鈴木啓之	55kg		1人	5-6-3-3	40.9 / 39.7	485	-2
2000/01/31 大井	ダ1500m 良 晴	5歳	リンドロドリコ 0.2	2 / 12	7枠 9番	鈴木啓之	55kg		5人	10-8-9-7	40.6 / 39.6	487	-8
2000/01/08 大井	ダ1400m 良 曇	5歳	(サティ) -0.6	1 / 13	6枠 8番	石崎隆之	55kg		1人	8-8-6	40.8 / 37.1	495	-3
1999/11/29 大井	ダ1400m 稍 晴	4歳	フウカ 1.8	5 / 12	6枠 7番	鈴木啓之	54kg		9人	10-10-9	40.3 / 38.7	498	0

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

西川栄二厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1999年）

11月29日、デビュー戦は鈴木啓之騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は498kg。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

4歳（2000年）

1月8日、中5週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、5歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るサティを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月31日、中2週で迎えた3戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したリンドロドリコを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

2月29日、中3週で迎えた4戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマックスボーイに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

3月24日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2九十（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったドンペリニにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4月14日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったライオットに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月19日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

12月30日、中5週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた8戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

5歳（2001年）

1月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木啓之騎手（7戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったウチノワイフに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

1月31日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木啓之騎手（8戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた11戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2十（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のロードシュタインに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

5月8日、中2週で迎えた14戦目は、りょうけん座特別（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた15戦目は、草笛特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（12戦2勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた16戦目は、風待月特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（13戦2勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。