マイネルヴェリタス（2009年生、母カルチェラタン）

マイネルヴェリタス（2009年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋真理、真実（ラテン語）」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時16歳）と交配したカルチェラタンが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏三好ファーム。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

2月12日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

2月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

4月8日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、サトノジュピターに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月29日、中2週で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のローズフラッシュに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

5月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下の夏木立賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6月24日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の萬代橋特別（新潟芝2200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴田大知騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月17日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の小峰城特別（福島芝1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の栄特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では詰めが甘くなり、6着に終わった。

4歳（2013年）

1月19日、中5週で迎えた10戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の寒狭川特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

2月16日、中3週で迎えた11戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。