リンドファピアノ（1991年生、母Northern Fable）

Rindo Fappiano

1991.03.02

リンドファピアノ（1991年3月2日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のFappiano（当時14歳）と交配したNorthern Fableが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦1勝、地方9戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の秋吉台特別(500万下)。

経歴

デビュー前

加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。

4歳（1995年）

2月4日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、5歳以上500万下の秋吉台特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、レイガルダーに半馬身交わされて1着初勝利を挙げた。

2月12日、連闘で迎えた2戦目は、5歳以上500万下の勝山城特別（小倉芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

7月9日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の利尻特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5歳（1996年）

4月20日、約9か月半の休み明けで迎えた4戦目は、5歳以上500万下の清津峡特別（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下の三条特別（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

12月14日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の濃尾特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

6歳（1997年）

1月12日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（5戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

4月27日、中9週で迎えた10戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた11戦目は、エメラルド特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般A3（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた13戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、パール特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた14戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、パール特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた15戦目は、ルビー特別（上山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は須田英之騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた16戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた18戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、サードニックス特別（上山ダート1500m 雨/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。