マイネコサージュ（1998年生、母クイックエリザベス）

マイネコサージュ（1998年5月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時10歳）と交配したクイックエリザベスが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地22戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額900万円（9万×100口）で一口馬主が募集された。

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

9月17日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたミスイースター決め手に屈してハナ差の2着となった。

11月5日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた5戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

3歳（2001年）

1月7日、中2週で迎えた7戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

4月29日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。17頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で川島信二騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた12戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、5着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は川島信二騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で川島信二騎手（7戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のピアノソナタをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2002年）

4月20日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で川島信二騎手（8戦1勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で川島信二騎手（9戦1勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で川島信二騎手（10戦1勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

9月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川島信二騎手（11戦1勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川島信二騎手（12戦1勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

10月19日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた22戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。