フジノターゲット（1994年生、母ダマスカスクイーン）

フジノターゲット（1994年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時7歳）と交配したダマスカスクイーンが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂東ファーム。戦績は、中央平地5戦1勝、地方16戦1勝2着1回。1997年の北日本新聞杯(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐藤林次郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

12月1日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

3歳（1997年）

3月1日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

3月15日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアサクサアロンデルをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4月19日、中4週で迎えた4戦目は、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（2戦1勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

7月7日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた7戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のケンセツマリオに3/4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

8月4日、中1週で迎えた8戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビンゴビクトリーから半馬身差の2着となった。

9月14日、中3週で迎えた10戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月10日、中3週で迎えた11戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は端勝成騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1998年）

5月5日、約7か月の休み明けで迎えた12戦目は、中井博一騎手を鞍上に迎えて、石狩川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月30日、中7週で迎えた13戦目は、プルート特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井博一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月12日、中5週で迎えた14戦目は、ドウベー特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中井博一騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、横川健二騎手を鞍上に迎えて、こむらさき特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた16戦目は、百日草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川健二騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた17戦目は、葉牡丹特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横川健二騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1999年）

2月1日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月12日、中5週で迎えた21戦目は、佐野典克騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。