フェイタリズム（2017年生、母ロザリウム）

Fatalism

2017.02.01

フェイタリズム（2017年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「宿命論」。毛色は栗毛。種牡馬のハービンジャー（当時11歳）と交配したロザリウムが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2020年の一般C2九。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、池谷誠一によって3,888万円で落札された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

7月5日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 曇/重）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

9月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマニンファボリに約10馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るウインクルジェーンを目の覚めるような末脚で3/4馬身差し切って2勝目を奪取した。

4歳（2021年）

6月27日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田敬士騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

9月21日、中9週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた9戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、日高グリーンアドベンチャー賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-1（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月20日、中1週で迎えた11戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、カムイエクウチカウシ山賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた12戦目は、オレガノ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。