ヤマニンシュシュ（2007年生、母ヤマニンザナドゥ）

ヤマニンシュシュ（2007年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋お気に入り（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時8歳）と交配したヤマニンザナドゥが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

3月14日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。

5月16日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったタガノイノセンスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

11月12日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五十六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

4歳（2011年）

7月1日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた6戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。