エリプソス（2007年生、母エフエロッチ）

エリプソス（2007年6月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「スペイン国鉄の国際夜行列車名の総称」。毛色は栗毛。種牡馬のキャプテンスティーヴ（当時10歳）と交配したエフエロッチが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野島牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

3月27日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

5月2日、中4週で迎えた2戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

6月18日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゆうじ☆けいこ結婚記念（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

7月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の桜高軽音部・琴吹紬誕生日記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のマイネルニコラスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原良一騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。