ダブルレイズカード（2021年生、母ストリートキャット）

ダブルレイズカード（2021年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のCalifornia Chrome（当時10歳）と交配したストリートキャットが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はタバタファーム。主な勝ち鞍は2025年のサマードリームリレースタート賞(一般C3六)。

経歴

デビュー前

繁田健一厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2024年）

5月24日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は499kg。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月26日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2025年）

7月21日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、小川町七夕まつり賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた5戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、サマードリームリレースタート賞（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイワシェリーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月23日、中5週で迎えた6戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプリンセスダークに5馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

11月28日、中8週で迎えた7戦目は、一般C3二三（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のツーエムタイガーに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。