ハシノホホエミ（1991年生、母ハシノペンダント）

ハシノホホエミ（1991年2月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のテンパレートシル（当時7歳）と交配したハシノペンダントが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽禮治。戦績は、中央平地9戦2勝。1994年のスイートピーステークス(オープン牝)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

八木沢勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

11月6日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のメジロアサギリを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

3歳（1994年）

2月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

4月2日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定4歳500万下のミモザ賞（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のロイヤルティアラをクビ差振り切って2勝目を挙げた。

4月24日、中2週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

5月29日、中4週で迎えた6戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下の駒草賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた7戦目は、4歳900万下のしゃくなげステークス（福島芝1700m 雨/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

10月2日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月22日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、4歳以上900万下（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。