シゲルウィッシュ（2005年生、母シゲルスイート）

シゲルウィッシュ（2005年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋願望」。毛色は芦毛。種牡馬のハンセル（当時17歳）と交配したシゲルスイートが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田繁。戦績は、中央平地5戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

10月6日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

12月22日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

3歳（2008年）

1月26日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた5戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

3月20日、中5週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた6戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のオジロに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジヤママーベラスに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦2勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンキラリから2馬身半差の2着となった。