スイートメモリーズ（2006年生、母スイートモネ）

スイートメモリーズ（2006年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋思い出。母、祖母の名から連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャン（当時18歳）と交配したスイートモネが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は中田浩美。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中田浩美から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、中田浩美から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ミルファームによって94.5万円で落札された。

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

1月17日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず11着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた3戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた4戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての17番人気で18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。

4月28日、中8週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B7（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフクツを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

5月18日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナンヨーアドニスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B5（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた10戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和義騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B6（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和義騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したザパームを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。