ルミナリエ（2005年生、母スリークドレス）

ルミナリエ（2005年2月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「光の芸術、イルミネーション（伊）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時6歳）と交配したスリークドレスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,400万円（3.5万×400口）で一口馬主が募集された。

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

6月16日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るティアレタヒチを豪快な末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

7月21日、中4週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。

12月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンのクリスマスローズステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

3歳（2008年）

1月13日、中2週で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の朱竹賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

2月17日、中4週で迎えた6戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

4歳（2009年）

9月21日、約19か月半の休み明けで迎えた7戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

10月31日、中5週で迎えた8戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮戦したが、ポールアックスにアタマ差交わされて2着となった。

11月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

5歳（2010年）

4月18日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。

5月22日、中4週で迎えた11戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に敗れた。

7月31日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤工真騎手（1戦0勝）。17頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

8月22日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。