ホクリョーサンデー（2000年生、母ホクリョウロバリー）

ホクリョーサンデー（2000年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父父名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のサマーサスピション（当時8歳）と交配したホクリョウロバリーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）山岡牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の2歳。

経歴

デビュー前

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2002年）

7月18日、デビュー戦は湯浅淳一騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、タイシカンラフインに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

9月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

12月4日、中8週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のレインボートラストに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2003年）

1月5日、中4週で迎えた4戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

2月8日、中4週で迎えた5戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。

3月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では出色の末脚を繰り出したが、5着に終わった。

12月9日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた7戦目は、3歳戦のシクラメン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の駒牽特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

4歳（2004年）

7月28日、約7か月半の休養明けで迎えた9戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったオワリクインに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月12日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったオーペルマを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月27日、中1週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた11戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（10戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた13戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。