イッシンフラン（2022年生、母シルバーメール）

Isshin Furan

2022.03.03

イッシンフラン（2022年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「一心不乱」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のShanghai Bobby（当時12歳）と交配したシルバーメールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月8日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

10月13日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のシュレンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月31日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

3歳（2025年）

2月1日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

9月27日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

2025年10月22日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。