レジナドリーム（1985年生、母センダンシヤトウ）

Regina Dream

1985.04.29

レジナドリーム（1985年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のロングエース（当時16歳）と交配したセンダンシヤトウが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）門別牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

日迫良一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

6月20日、デビュー戦は加賀武見騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

7月25日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり3着に敗れた。

8月1日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く3着に終わった。

9月13日、中5週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた4戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトシノオーに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

10月10日、中3週で迎えた5戦目は、3歳400万下の黄菊賞（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水英次騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着を確保した。

11月21日、中5週で迎えた6戦目は、3歳400万下の3歳抽せん馬特別（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清水英次騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、伸びてきたヒロノオスカー決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

12月13日、中2週で迎えた7戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G3のラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

4歳（1989年）

4月23日、約16か月半の休養明けで迎えた8戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上400万下（京都ダート1800m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（京都芝1600m 外回り 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

5歳（1990年）

2月4日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた10戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。