メイショウイグアス（2003年生、母フジノコマンダー）

メイショウイグアス（2003年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋イグアスの滝より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダミスター（当時21歳）と交配したフジノコマンダーが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は水丸牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害20戦1勝、地方2戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、水丸牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって420万円で落札された。

田島良保厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

6月25日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

8月6日、中5週で迎えた2戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3歳（2006年）

1月8日、中3週で迎えた4戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

2月28日、中6週で迎えた5戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップレーズン賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カネトシスティーブにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月29日、中3週で迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の広峰山特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

8月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月8日、中3週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

10月22日、中1週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で小坂忠士騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードヒリュウをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

11月25日、中4週で迎えた12戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で小坂忠士騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4歳（2007年）

4月1日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3140m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月21日、中2週で迎えた14戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。14着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデJ・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は小坂忠士騎手（5戦1勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月1日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（6戦1勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた17戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた19戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月24日、中2週で迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は菊地昇吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた21戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2008年）

2月2日、中5週で迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で菊地昇吾騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた24戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で菊地昇吾騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月26日、中7週で迎えた25戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月7日、中5週で迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月5日、中3週で迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。