スプリングマドンナ（1994年生、母ハイランドファンタジー）

スプリングマドンナ（1994年4月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニッポーテイオー（当時11歳）と交配したハイランドファンタジーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地7戦2勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

12月7日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

3歳（1997年）

1月7日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

6月15日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のガルウイングに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

7月5日、中2週で迎えた5戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のインタープリュームをクビ差振り切って2勝目をマークした。

4歳（1998年）

1月25日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦1勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下の春日特別（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。