リワードエルフィン（1984年生、母クライラナ）

リワードエルフィン（1984年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーザンアンサー（当時18歳）と交配したクライラナが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）松栄牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方30戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

5月17日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は412kg。12頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のノトリィフォーに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月28日、中2週で迎えた3戦目は、4歳400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

7月19日、中2週で迎えた4戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

9月13日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は小島貞博騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

11月8日、中4週で迎えた8戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

4歳（1988年）

4月23日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、安達昭夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の長岡特別（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月18日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2-1（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた12戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハシレシンアイに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上B1-1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上B1-1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井敏雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリヤレビンから半馬身差の2着となった。

9月11日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井敏雄騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井敏雄騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアグネスオーヒメに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

10月9日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上B1-1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井敏雄騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイゴアンサーから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月23日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉井敏雄騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で吉井敏雄騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井敏雄騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉井敏雄騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1989年）

4月9日、約4か月の休養明けで迎えた22戦目は、レグルス（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井敏雄騎手（10戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉井敏雄騎手（11戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉井敏雄騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で吉井敏雄騎手（13戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月1日、中5週で迎えた26戦目は、川野勇馬騎手を鞍上に迎えて、一般C1-1（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から24kg増やして迎えた27戦目は、宮路洋一騎手を鞍上に迎えて、赤とんぼ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮路洋一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮路洋一騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月10日、中5週で迎えた30戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮路洋一騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6歳（1990年）

1月8日、中3週で迎えた31戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮路洋一騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月22日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた32戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮路洋一騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月30日、連闘で馬体重を前走から7kg戻して迎えた33戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で宮路洋一騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月3日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、フリージア特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は川野勇馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月12日、連闘で迎えた35戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は宮路洋一騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮路洋一騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月28日、中3週で迎えた37戦目は、鏡川特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮路洋一騎手（9戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月26日、中3週で迎えた38戦目は、清田義男騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月3日、連闘で迎えた39戦目は、大内正一騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた40戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は清田義男騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。