グロリアスシンボリ（1992年生、母スイートネイティブ）

グロリアスシンボリ（1992年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時16歳）と交配したスイートネイティブが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、中央障害12戦1勝。主な勝ち鞍は1997年の障害5歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

12月10日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は454kg。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3歳（1995年）

1月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

3月12日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したミヨシハクデンにアタマ差届かず2着に惜敗した。

4月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部幸雄騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で岡部幸雄騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部幸雄騎手（7戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、6着に終わった。

12月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

4歳（1996年）

4月21日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、臼井武騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた12戦目は、栗原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月19日、中1週で迎えた13戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に55kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1997年）

1月18日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた14戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のレディーリベロに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月29日、約10か月の休養明けで迎えた16戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で成田均騎手（2戦1勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で成田均騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1998年）

1月6日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で成田均騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた19戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で成田均騎手（5戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた20戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で成田均騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた21戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた22戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。