マルゼンデピュティ（2003年生、母Aunt Mottz）

マルゼンデピュティ（2003年1月31日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のThe Deputy（当時6歳）と交配したAunt Mottzが18歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の三浦英太誕生おめでとう記念(一般C22)。

経歴

デビュー前

後藤保厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2006年）

12月28日、デビュー戦は東川公則騎手を鞍上に据えて、一般C27（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は503kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のオグリデザートを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

4歳（2007年）

1月25日、中3週で迎えた2戦目は、一般C15（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

2月26日、中4週で迎えた3戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた4戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オグリデザートに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

4月1日、中2週で迎えた5戦目は、目迫大輔騎手を鞍上に迎えて、三浦英太誕生おめでとう記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のサンレイグラスに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の大森浜特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

5歳（2008年）

6月8日、約11か月半の休養明けで迎えた8戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。