トリプルハッピー（1986年生、母フアンシーモア）

Triple Happy

1986.02.23

トリプルハッピー（1986年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のタカラトウザイ（当時9歳）と交配したフアンシーモアが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下川 茂広。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

大久保石松厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

11月26日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3歳（1989年）

1月13日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

1月28日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた4戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハリケンスターに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

2月18日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。