エフテーサッカー（1997年生、母ロングメルシー）

エフテーサッカー（1997年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時12歳）と交配したロングメルシーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は久井牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方28戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、久井牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

4月14日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は458kg。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月26日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクィーンハヤヒデから5馬身差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた4戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリオンザハンターから3馬身差の2着となった。

7月7日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリマサルに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月23日、中4週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月21日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月13日、中7週で迎えた10戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若殿特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2000年）

1月2日、中2週で迎えた11戦目は、小林真治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若水特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月20日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳オープンの新春千葉盃（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林真治騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

1月29日、連闘で迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林真治騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた15戦目は、4歳500万下の水仙賞（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林真治騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた16戦目は、牝馬限定4歳500万下のミモザ賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。

4月18日、中0週で迎えた17戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月13日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、4歳500万下の夏木立賞（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は小林真治騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

5月31日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた19戦目は、3歳戦の若菜特別（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林真治騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月15日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、3歳戦の撫子特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林真治騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2001年）

3月27日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた21戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた22戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

5月19日、中0週で迎えた24戦目は、一般C2五（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた25戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

6月24日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5歳（2002年）

3月21日、約9か月の休養明けで迎えた27戦目は、舞木強騎手を鞍上に迎えて、もくれん特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた28戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた29戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般B C1（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた30戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月21日、中4週で迎えた31戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。