ウェーブドラゴン（1991年生、母シヤインガール）

ウェーブドラゴン（1991年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラショウリ（当時16歳）と交配したシヤインガールが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はハヤシファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳C2。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

10月16日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

12月19日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

3歳（1994年）

1月15日、中3週で迎えた4戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

2月20日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた6戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は上野清章騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

6月26日、中9週で馬体重を前走から33kg増やして迎えた8戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（上山ダート1250m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた9戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（上山ダート1250m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳C2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったチョウカイマイティから4馬身差の2着となった。

8月14日、中2週で迎えた11戦目は、4歳C1（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元栄二騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた12戦目は、4歳C1（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は三浦誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた13戦目は、4歳C2（上山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒナトルーンに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月9日、中3週で迎えた14戦目は、神保忠三騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（上山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月18日、連闘で迎えた15戦目は、4歳B3（上山ダート1300m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は野元栄二騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた16戦目は、山口修騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（上山ダート1250m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。