カインドネス（1996年生、母サタデーナイト）

Kindness

1996.06.15

カインドネス（1996年6月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時7歳）と交配したサタデーナイトが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

12月12日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

3歳（1999年）

1月17日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、インプレスザウィンに交わされて3馬身差の2着となった。

3月27日、中3週で迎えた6戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず14着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のロージーメドウを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月6日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下のかきつばた賞（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。