フリージアコート（2011年生、母フローリッドコート）

Freesia Court

2011.02.03

フリージアコート（2011年2月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「二月の誕生花＋母名の一部。本馬の生まれ月より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時12歳）と交配したフローリッドコートが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方11戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、キャロットクラブによって1,260万円で落札された。

キャロットクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

7月5日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり17着に終わった。

8月27日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトほうせんか特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月5日、中5週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた4戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

11月8日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

11月15日、連闘で迎えた6戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた7戦目は、震災復興 子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したトリニティプレイスに3/4馬身届かず2着となった。

12月13日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2二十（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ハイデッカーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月22日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず3着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2二十二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4歳（2015年）

1月2日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（6戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく3着に敗れた。

1月10日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋悠里騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。