トップアスリート（2016年生、母シュピッツェ）

トップアスリート（2016年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最高水準の実力を持った選手」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時9歳）と交配したシュピッツェが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2020年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、寺田千代乃によって4,644万円で落札された。

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

12月16日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

3歳（2019年）

1月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

4月7日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた4戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。

11月24日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2020年）

1月18日、中7週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた6戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 小雪/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月23日、中4週で迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝2910m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のラフレシアレディに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月4日、中5週で迎えた8戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。14着に終わった。

8月15日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西谷誠騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月18日、中8週で迎えた10戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で西谷誠騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。