ショウナンガチ（2021年生、母エスケイプクローズ）

ショウナンガチ（2021年1月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+本気。相撲用語のガチンコより」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時9歳）と交配したエスケイプクローズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、吉田俊介から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、国本哲秀によって1億1,550万円で落札された。

須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月29日、デビュー戦はJ.モレイラ騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジオセントリックに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月18日、中2週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったハヤテノフクノスケに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

デビュー前

当歳のとき、吉田俊介から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、国本哲秀によって1億1,550万円で落札された。

須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。

12月16日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳戦の2歳未勝利（中京芝2000m 曇/重）に出走。14頭立ての大外14番ゲートからスタート。出走取消となった。

3歳（2024年）

1月8日、中6週で迎えた3戦目は、L.L.モリス騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

5月25日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた5戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

8月4日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を繰り出し、3着に入った。

8月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアークドールに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

12月7日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、6着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの2024ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中京1戦（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた11戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るテンクウハットをクビ差だけ差し切って2勝目を挙げた。

4歳（2025年）

1月12日、中1週で迎えた12戦目は、T.マーカンド騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの初咲賞（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

2月22日、中5週で迎えた13戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの皿倉山特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を発揮し、3着に入った。

3月15日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラスの恋路ケ浜特別（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

11月22日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（6戦1勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。