ザオーサプライズ（2001年生、母ゼンノワンダー）

ザオーサプライズ（2001年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルタッチ（当時8歳）と交配したゼンノワンダーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は畔高牧場。戦績は、地方14戦1勝2着1回。2003年の2歳優駿若駒賞(地方重賞)で2着に入った他、2003年の若葉賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

斉藤志孝厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2003年）

8月16日、デビュー戦は馬渕繁治騎手を鞍上に据えて、2歳（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコマノフリーダムに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳地方重賞の若葉賞（上山ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の2歳優駿若駒賞（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったバックオフゴーから3/4馬身差の2着となった。

11月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の平和賞（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

12月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

3歳（2004年）

1月13日、中4週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた7戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の春駒特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

3月22日、中9週で迎えた8戦目は、3歳戦のさくら特別（船橋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた9戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦のあやめ特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて6着に終わった。

11月17日、約6か月半の休養明けで迎えた12戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の野菊特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のシクラメン特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

4歳（2005年）

1月4日、中2週で迎えた14戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2五アイ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。