カーボナード（2015年生、母ディアマンティナ）

カーボナード（2015年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黒色ダイヤモンド。母名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時13歳）と交配したディアマンティナが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）下屋敷牧場。戦績は、中央平地3戦1勝2着1回。2017年のサウジアラビアロイヤルカップ(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

8月5日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、伸びてきたウラヌスチャーム決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

9月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。18頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のランウェイデビューに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月7日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳G3のサウジアラビアロイヤルカップ（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。